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Outside / Garden Lighting

Outside / Garden Lighting

ガーデンや外溝・エクステリアだけでなく、まちの環境照明計画には「光と影」の特に影の部分の演出が重要とされます。

光と影の演出が施されるとそれはただの照明から「あかり~灯り」となります。

  

 あかりは人間の心理に大きな影響を与えます。

 

 

 

 

下記の項目、実は人間心理学的には必要のない過剰照明となっていることご存じですか。

  

1)明るさを最大限確保することが犯罪防止につながるか ⇒ そうとはいえません。

 場所に合わせた役割を考えることは大事ですが、明るければ犯罪が減るとは言えません。必要最低限の「あかり」でもそこに人気(ひとけ)を感じさせることで十分、防犯にも効果はあります。

 

2)歩行の安全性を高めるためには絶対的な明るさが必要  間違いです。

 階段などの段差がある場所でなければ、実は人は足元をほとんど見ず歩いています。これは安全な場所を脳が認識した場合の人間心理学に基づいてのことです。歩行誘導などの照明計画も必要最低限の「あかり」で危険性はありません。「歩行性能照明」といって人が歩行する行為として最低限必要とされる「あかり」でOKです。「危険予測照明」など、交差点や街角での接触が予測される場所とのメリハリにより一層の注意を払うことに繋がり安全性は高まります。

 

今までの「照明基準」から「照明性能設計」~ひとの行為から導く照明計画~ の概念へと新たな光環境を創造する。ただ明るい暗いという主観的な評価でなくあくまで人の行為に基づいた性能を満足させるための照明環境計画が重要です。

 

 

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