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おしゃれな飲食店の内装事例集|集客につながる店舗デザインのコンセプトを解説! | conception blog | コンセプション

おしゃれな飲食店の内装事例集|集客につながる店舗デザインのコンセプトを解説!

飲食店を設計するうえで欠かせない要素として、「コンセプト」と「店舗デザイン」が挙げられます。

クライアントの経営理念や想いを映し出す「コンセプト」は、魅力的な世界観を作り出し、ブランドの印象を強化します。そのコンセプトをデザインの軸として「店舗デザイン」に落とし込むことで、顧客に心地よさと感動を与え、リピーターを引き寄せる重要な要素となります。

今回は、(株)コンセプションが手掛ける飲食店の内装デザインの事例をご紹介しながら、そのコンセプトを解説していきます。

ホホバレ/Amahare | 那覇市久茂地

昼の部「ホホバレ」〔和牛ステーキとフカヒレらーめん〕
HP https://hohobare-okinawa.com/  

夜の部「Amahare~あまはれ」〔会員制シャンパーニュバー〕
HP https://amahare-okinawa.com/

沖縄県那覇市久茂地3丁目8−2


コンセプト 「太陽と満月のエネルギーによるサンゴの産卵

昼と夜、一つの空間で2業態のオペレーションを行う飲食店。
2業態の共通理念である「晴れ」に着目し、沖縄の力強い太陽と澄み渡る満月の夜をイメージしてコンセプトを設定しました。

沖縄の海は、力強い太陽からの生命エネルギーがたくさん降り注ぎ、満月の時期になると海の中ではサンゴたちが産卵を始めます。

太陽のエネルギーを演出するために、壁面を左官アートでダイナミックに創作することでエネルギーの流れを表現しました。左官アートには琉球ガラスの粒を混ぜ込んだり埋め込んだりすることでサンゴの産卵を表現しました。

2業態に合わせて店舗の照明の明るさを変えることで、躍動感ある左官アートと琉球ガラスが全く違った表情を見せ、昼と夜で二つの顔を持つ店舗空間になりました。

design works : ホホバレ/Amahare

HELIOS NAHA airport Brewery | 那覇空港国際線エリア

ヘリオス 那覇エアポートブルワリー (空港内ビール醸造所&パブ)
Instagram https://www.instagram.com/helios_syuzo/?hl=ja

沖縄県那覇市鏡水150 那覇空港 国際線エリア 4F


コンセプト 「百年先につなげるBrew Pub (ブルーパブ)」

ヘリオス酒造の企業理念は「百年先につながる酒造り」。
そこに込められた酒造りへのこだわり(=次世代につなげる研究)を「近未来的な研究所」として表現し、加えて鮮やかな青や夕焼け色を映し出す「沖縄の海と空」をキーワードに、コンセプトを設定しました。

この2 つのキーワードを組み合わせた表現にふさわしい素材として、金属素材であるチタンに着目しました。チタンを熱したときに浮かび上がる色味は、まるで「沖縄の海と空」の鮮やかな青と夕焼けのグラデーションのような色をしています。
私たちは、近未来を意識した金属素材であるチタンに着想を得た色を「ヘリオスブルー」と呼び、店舗デザイン全体に落とし込みました。

併せてロゴも作成し、特徴的なピザ窯の形と近未来感ラボ(フラスコ)を掛け合わせてデザインしました。

design works : HELIOS NAHA airport Brewery

花商ファクトリーCAFÉ | 那覇市金城

花商ファクトリーカフェ (じーまーみ豆腐製造所&カフェ)
HP https://www.ji-ma-mi-hanasyo-shop.com/workshop.php

沖縄県那覇市金城5丁目1−2 2F


コンセプト 「地域のための、憩いの落花生の森」

じーまーみ豆腐専門店『花商』さまの工場併設カフェをデザインしました。
じーまーみ(落花生)のモチーフを店内の様々な場所に取り入れた、絵本のような憩いの空間をご提案いたしました。花商さまのファンや近隣の地元のお客様をターゲットに、忙しい日常を過ごす地域の方々のための空間です。

店内全体に植栽をディスプレイしながら明るい雰囲気に仕上げることで、どなたでも親しみやすいナチュラルで心地いい空間を目指しました。
加えて、落ち着いた色調の家具や小物を取り入れながら、花商さまの永年にわたる「老舗」の雰囲気も醸し出しています。

design works : 花商ファクトリーCAFÉ

中華かみだ | 沖縄市古謝

中華かみだ (日本式中華料理店)
HP https://cyuka-kamida.owst.jp/

沖縄県沖縄市古謝1丁目22−5 22番5号


コンセプト 「ヌーベルシノ和 ~禅を感じられる日本式中華料理店~」

インドで始まり中国から日本に伝わった「禅」をキーワードに、中華×和(枯山水)が生み出す個性ある店舗デザインをご提案いたしました。

「ヌーベルシノワ」とは、本来の意義ではコース料理形式の西洋風に美しく盛りつけられた中華料理のことを指します。それを「シノ和」と表現することで、中華料理と和の融合を表現しました。

店内壁面には、左官アートでダイナミックに枯山水を表現しました。
併せてロゴも作成し、中華鍋と枯山水を掛け合わせてデザインしました。

design works : 中華かみだ

最後に | まとめ

4つの飲食店の事例とともに「コンセプト」と「店舗デザイン」をご覧いただきましたが、いかがでしたでしょうか?

飲食店の設計には、コンセプトと店舗デザインの他にも、「ロゴデザイン」「サイン計画」「動線計画」「照明計画」「什器デザイン」「植栽計画」など様々な要素があります。

それらはすべて、デザインの軸となる「コンセプト」に基づいて計画されていきます。

コンセプト」というものは、聞き慣れない方にとっては難しいと思うこともあるかもしれません。
この記事を通して、少しでもご理解いただければ幸いです。

私たちについて

私たち(株)コンセプションは、店舗デザイン・店舗設計を得意とした「商・住空間 デザイン設計事務所」です。

コンセプトから一貫して全体デザインを行い、メッセージ性のある店舗を作り上げていきます。

見た目だけの設計ではなく、 機能設備・導線計画・コスト面など、ありとあらゆる方向からデザインし、ロゴ作成サイン計画などのグラフィック要素やガーデン・植栽計画など、店舗に関わるものすべてをトータルしてデザインいたします。

どんな小さなご相談でもお気軽にお問い合わせください。

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